.widthコマンド

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「.width」コマンドはデータを表示する時のカラム毎の幅を設定します。これは「.mode」コマンドによって「mode」が「column」に設定されている時に有効となります。

.width NUM NUM ...

引数にはカラム毎の幅を文字数(半角文字換算)で指定します。複数のカラムの幅を設定する場合は半角スペースを空けて続けて記述して下さい。

1つだけ幅を指定した場合に全てのカラムの幅が指定した値になるわけではありませんのでご注意下さい。1つだけ指定した場合はあくまで最初のカラムの幅だけが指定した値となります。また幅をいくつに設定してもカラムとカラムの間には2文字分のスペースが空きます。

では実際に試してみます。まず「mode」を「column」に変更した後でデフォルトの設定のままデータを取得して表示してみます。

.mode column

p4-1

デフォルトではカラムの幅は10文字に設定されているようです(幅が10文字で、それに加えて必ずカラムとカラムの間は2文字分スペースが入ります)。それでは最初のカラムだけ幅を4文字に設定します。

.width 4

p4-2

最初のカラムの幅が指定した4文字となりそれ以外のカラムの幅はデフォルトのまま10文字となっています。次に最初のカラムの幅を4、次のカラムの幅を8としてみます。

.width 4 8

p4-3

最初と次のカラムの幅が指定した値になりました。

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もしカラムに含むまれる値がカラムに設定した幅で入りきらない場合、指定した幅以上の文字は切り捨てられて表示されます。

次の例では最初のカラムの幅を4文字、次のカラムの幅も4文字に設定してみます。

.width 4 4

p4-4

2番目のカラムには4文字以上の値が格納されていましたが幅が4文字に設定されているため4文字以降の文字は切り捨てられて表示されました。(あくまで表示する時に指定した文字数分だけ表示しているだけで格納されている値には影響しません)。

( Written by Tatsuo Ikura )