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typeof関数
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typeof関数は値のデータ型を取得するために使用します。書式は次の通りです。
typeof(値)
SQLiteではテーブルのカラムに設定するデータ型と、実際に格納された値のデータ型が別々に考えます。SQLiteのデータ型に関する詳細は「SQLiteのデータ型」を参照して下さい。
typeof関数では値のデータ型を表す文字列を返します。データ型として返される値は「integer」「real」「text」「blob」「null」のいずれかとなります。
具体的には次のように使用します。
select typeof(17); select typeof('Hello');
最初のSELECT文では'integer'を返します。また次のSELECT文では'text'を返します。
また下記のようにカラムを指定した場合は、カラムに格納されている値のデータ型を取得します。
create table tablename(id integer, val none); select typeof(val) from tablename;
このSELECT文では「val」カラムに含まれる値のデータ型を取得します。
サンプル
では実際に試してみます。
次のようなテーブルを対象とします。
「val」カラムに格納されている値のデータ型を取得してみます。
select val, typeof(val) from sample;
( Written by Tatsuo Ikura )