changes関数

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changes関数は直近のSQL文が行の追加/削除/更新を行った場合に処理された行数を取得するために使用します。書式は次の通りです。

changes()

INSERT文、UPDATE文、DELETE文などによってテーブルの行に対する処理が行われた時、実際に処理された行数を返します。

具体的には次のように使用します。

delete from tablename;
select changes();

直近のSQL文ではテーブルに含まれる全ての行を削除しています。その為、SELECT文では削除された行数を取得することができます。

サンプル

では実際に試してみます。

次のようなテーブルを対象とします。

p22-1

テーブルから行を削除します。WHERE句を使って条件を設定していますので削除される対象の行が3行となります。

p22-2

では直近のSQL文によって処理された行数を取得してみます。

select changes();

p22-3

( Written by Tatsuo Ikura )