トリガの削除
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作成済みのトリガを削除する方法です。DROP TRIGGER文を使います。書式は次の通りです。
DROP TRIGGER trigger_name
指定した名前のトリガを削除します。
では実際に試してみます。まずはカレントデータベースの中に含まれているトリガ一覧を取得します。
現在ひとつのトリガが作成されています。このトリガを削除するには次のように入力します。
mysql> drop trigger trigger_update;
「trigger_update」トリガを削除しました。それでは再度トリガ一覧を取得してみます。
作成済みのトリガがなくなっていることが確認できました。
存在しないトリガを指定した場合
存在しないトリガ名を指定して削除しようとするとエラーとなります。
存在しないトリガ名を指定した場合でもエラーが発生しないようにするには「IF EXISTS」を指定します。書式は次の通りです。
DROP TRIGGER IF EXISTS trigger_name
では実際に試してみます。次のように入力して下さい。
mysql> drop trigger if exists trigger_update;
実際に試してみるとエラーとはなりませんでしたが警告が1つ発生しています。次のように入力することで前回のコマンドでの警告を表示することができます。
mysql> show warnings;
エラーが発生した時と同じメッセージが表示されました。
( Written by Tatsuo Ikura )