DEFAULT関数

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DEFAULT関数は引数に指定したカラム名のカラムに設定されたデフォルト値を返します。書式は次の通りです。

DEFAULT(col_name)

カラムに設定されたデフォルト値は、カラムに値を指定せずにテーブルにデータを追加した時にカラムの格納する値として使用されます。DEFAULT関数を使用することで、指定したカラムのデフォルト値を取得することができます。

例えば次のように使用します。

mysql> UPDATE personal SET total = DEFAULT(total);

上記では「personal」テーブルの「total」カラムの値を全てデフォルト値で更新しています。

サンプル

では実際に試してみます。次のようなテーブルを用意します。

mysql> create table seiseki (id int, name varchar(10), total int default 0);

p4-1

データが次のように入力されているとします。

p4-2

では「seiseki」テーブルの「tatal」カラムの値をデフォルト値に戻してみます。次のように入力します。

mysql> update seiseki set total = default(total);

p4-3

データを取得して確認してみます。

p4-4

「tatal」カラムの値が「tatal】カラムのデフォルト値である0に設定されていることが確認できます。

( Written by Tatsuo Ikura )